髪型は印象を左右するらしく、研究もされている
その研究結果について ちらっとのぞいてみたところ
分け目の位置が
センターに近ければ近いほど女性的
センターから離れるほど男性的
前髪を作っている人は
「愛」「マナー」に価値を見出し
レイヤーの入っていない人は
「自立」「チャレンジ」「愛」「精神的自由」に価値を見出し
ロングヘアーの人は
「安心感」「愛」「お金」「家族」に価値を見出す
という 傾向があるそう
そして ショートヘアーでレイヤーの入っている人は
個性的（BIG5の開放性パーソナリティが高い）
なるほどと
これまでの自分の髪型に当てはめてみることにした
幼少期 私の髪型は
ワカメちゃん寄りの ちびまるこちゃん
前髪ぱっつんの 刈り上げになるかならないかの
微妙なラインのおかっぱ頭
この研究によれば
ショート寄りミディアム前髪ありレイヤーなし
＝「愛」と「マナー」と「精神的自由」に価値を見出し
パーソナリティはちょっと「個性的」（どんな子供？）
が、私が子供の頃、女の子の髪型といえば
大半がおかっぱ頭だったから
これだけでは
80%が「個性的傾向」に分類されてしまう……
ここのところは見なかったことにしよう
さて その後の私
小学校中学年になるまで
ワカメちゃん継続
しかし、ある日学校で どこで髪を切っているの？ という話になり
「お父さん」と答えたところ
「バーバーパパ」というあだ名を頂戴し
髪は家族から切ってもらうものではないらしい、と 遅ればせながら気づかせられた
私も美容院にいく！ と駄々をこね
行かせてもらうことにはなった が ウチの両親のこと
「子供に毎月美容院代は払えん」と思ったに違いなく
そのあたりから
髪の長さは肩甲骨の辺を上下することになる
これでロングヘアーに宗旨替えだ
そして刈り上げ＆「個性的」とも袂を分つ
その後の変遷はというと
就職して レイヤーなしのおかっぱ頭に戻った
（刈り上げていないので、ショートではないとする）
ここで「愛」と「マナー」を愛する「自立」する女になった私
ところが海外に行って 髪の長さが肩甲骨下まである
ロングヘアーに後戻り
そして今に至る
なぜ髪を長くしたかといえば
海外で美容院に毎月行くのが 面倒だったから
ドイツ人の美容師さん（だけじゃないけど）には
自分の意見をしっかりともっている人が多い
知り合いが トレーニー（会社から現地支店に派遣されて
語学学校に通っている人）だった頃
さっぱりすっきりしたくて美容院に行った
男性だし、ドイツ語を喋るのには まだ慣れていないし
ドイツときたら 北海道と同じ緯度のくせに
その年は 信じられないくらいあっつかったし
彼は「できるだけ短くしてください」
とだけ 頼んだそう
スタイルへのこだわりは 彼にはない
ところが美容師さん
「あなたに 短い髪は似合わない！」
「お願いだから短くしてください 短ければ短いほどいいんです」
彼が何度頼んでも
美容師さんは 首を縦に振ってくれない
出来上がりは 1ヶ月待たずに耳に髪がかかるに違いない長さ
美容師さんこだわりのヘアスタイル
それを見た私 「似合ってるじゃない」 と思った
美容師さんのおっしゃる通り
ふっくら丸顔 ふくよか体型の彼に
短い髪型は 似合わない
ただ、暑い盛りだし ドイツ語で説明するのは面倒
美容院に何回も通いたくない
ぶっちゃけ 髪型なんて自分じゃ見えないんだから
（それにまだ支店勤務じゃないし）
どうでもいい という
彼の思いは 美容師さんに伝わらなかった
その後、彼曰く
「いっそのこと剃っちゃおっかな 誰かやってくれない？」
こんな簡単な望みを伝えるにも 難儀するのだから
「ニュアンス」なんて 伝えようとする方が無理というもの
斯くして 海外に住んでいる間 美容院から足が遠のいてしまった
そして現在
前髪なし、ロングヘアーのストレート、レイヤーなし
そのまま当てはめれば
「安心」と「愛」と「お金」に価値を見出すのに
「挑戦」が好きで「精神的に自由」でいたいっていう
正反対の二面をもつ 一貫性のない女ってことになる
ただ、ほとんど後ろでお団子にしているので
見ようによっては ベリーショート
そうなると
「個性的」で「自由を愛する」女？
だけど、なんで私が髪を長くしているかと言えば
お稽古の時に髪がまとめやすくって
単に「楽だから」 だったりする
ところが このリサーチには
「面倒臭がり」という
私にぴったり当てはまる分類がない
そして 今更ながら 見落としに気づいてしまった
このリサーチ、タイトルに女子大学生とある😓
あちゃー 私に当てはめる事自体に、無理があった
「面倒くさがり」に加えて
「おっちょこちょい」と「早合点」が分類にあったなら
それこそ ピッタリ当てはまるに違いない
参考：
「女子大学生のヘアスタイル選好とパーソナリティの関連」九島紀子
立正大学心理学研究年報 2019年
https://acaddb.com/articles/articles/25202715
