JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ヨーロッパ横断 シベリア鉄道で日本を目指す!その7 モスクワ 赤の広場

 

とうとうモスクワに着いた

 

ここからの行程は全て

事前に購入したバウチャー通りに 動くことになる

「この町 楽しいから もっと長く滞在しちゃお」

とか

「時間ができたから 一足早く次の町に行っちゃおう」

なんてこれまでみたいな 自由気ままはご法度

 

モスクワでは赤の広場

ほとんどの観光名所が集まっているので

そこにさえ行けばいいのだけれど

いかんせん、道路標識のキリル文字がちんぷんかんぷんすぎる

 

事前に 読み方だけでも、と

ちょっと勉強したつもりだったけれど、

役に立つ域には到達していなかった💦

 

地球の歩き方』を片手に きょろきょろ周囲を見回しながら

赤の広場を目指していると

すれ違った女の子に呼び止められた

 

ロシア人の女の子って、どうしてこんなに綺麗なんだろう

3人とも可愛くて、ビスクドールみたい

思わず見惚れてしまった

 

「あなた 日本人?」と聞かれ

「はい、そうです が…」

「どこに行きたいの? 連れて行ってあげる」

と満面の笑顔

その笑顔にまたもやうっとり

 

お言葉に甘えて 彼女たちについていく

歩きながら 英語で観光案内をしてくれる

 

しばらく歩いていると

道端にアイスクリーム屋さんが店を出していた

一人の女の子が ひょいっと入って

1コーン買って戻ってきた

アイスが3個乗っかっている

 

世界どこでも、女の子はスイーツ大好きだよね😋

と思っていたら

そのアイスクリームを私に差し出した

 

え? 私に

「遠い日本からロシアに来てくれてありがとう

あなたを案内できたこと、すごく光栄だわ

これはそのお礼」

 

いつの間にか 目的地の目の前に来ていた

 

え? 光栄って そんな

(多分 「案内できて良かったわ」くらいの意味だったんだろうな)

いやいや、感謝するのはこちらの方で と

しどろもどろになっている私に

またもや天使の笑顔を見せて

3人は手を振って 元きた道を小走りに戻って行った

 

アイスクリームはすっごく美味しかった

 

見どころだらけの赤の広場

カラフルな玉ねぎ頭の おとぎ話に出てきそうな

歴史的建造物たち

じっくり しっかり見たはずだけど

3人の印象が強過ぎて あまり覚えていない