JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

今日の京都 赤べこ編

京都は雨でした。

久しぶりのざんざん降りで、草木は喜んでいたと思います。

一方の私は、着物で出かけるというのに、

帯の選択を間違えて(とても結びにくい帯だった!)

時間ギリギリになって、雨だというのに

草履で出かける羽目になるという体たらく

 

(雨用に二枚歯の雨下駄しか持っていないのですが、滑るんですよね。

走ること必須のこんな日は危険で仕方がありません。

よって足袋を濡らしながら駅ダッシュ

 

お稽古は引き続き『老松』曲合わせ。

私のお稽古中、後輩の女の子が座って自分の番を待っていました。

 

彼女は邦楽の知識があり、曲も沢山知っている、

和の習い事大枠で言ったら先輩みたいな存在です。

そして、知っている曲になると、首で拍子をとってくれるんです。

それが応援されているような気持ちになって嬉しいんですが

 

今習っている『老松』という曲

途中から急にテンポが速くなる。

そこがかっこいい、けど、遅れずについていくのだけでもかなり難儀。

なのにお師匠さんは、

もっと丁寧に! Juniperさんは動きが雑 と容赦ない

 

本当なら他所を向いている余裕なんてないはずなのだが、

なぜか一瞬

後輩ちゃんの首の動きが、曲に合わせて高速で上下しているのを見てしまった。

その上、お稽古の緊張感半端ない精神状態の影響か、

そこにあるはずのない、ある物に見えてしまった。

 

赤べこ」がいる、

 

 

一回そう見えたら、もう、赤べこ以外の何ものにも見えない

それも、目の前にいるのは赤べこ杯首ふり記録保持者

ああいかん、妄想が妄想を呼び始めた。

もーーーう駄目(後輩ちゃん、ごめん)

 

集中集中と念じれば念じるほど、彼女の方に目が行ってしまう(これぞ白くま実験) 

そしてそこには、

高速あかべこがいる。

 

顔がひきつって、自分がものすごい顔をしているのがわかる。

 

いやこれ、もう拷問でしょ。

 

自分の連想力(?)が恨めしい。

 

いつもお稽古が終わると、ほうっと安堵のため息をついてしまうのだが、

今回はいつもにも増して、(笑いそうで歪んだ口元を隠しつつ)

大きく息を吐き出してしまった。

 

けど、次回のお稽古で思い出してしまいそうで怖い。

 

 

帰りに高島屋に寄って、小倉山荘 京の焼きもち 無選別を購入。

いつも人が並んでいるので気になって、今回初挑戦。

どんなお味か楽しみ🎶

 

ああでも、その間もずっと「赤べこ」が現れては消えし続けていて、

お煎餅を買いながら、にやにや笑う変な人になってしまった。

 

今日の夢は、多分赤べこ

 

 

アイキャッチ画像は会津若松市のフリー素材を使わせていただきました🙏)