京都は気持ちのいい青空
京都駅から続く烏丸通りの銀杏も黄金色
座敷舞のお稽古では
長唄の『老松』を教えていただいていて、振りはあがって曲合わせの二日目
『老松』は今までの曲とはちょっと系統が違うの他の曲での体の使い方がふとした時に出てきてしまう。
能楽の『老松』は、老松や梅の木の神が春をめでつつ舞を舞い、天皇の御代を言祝いでいる訳で、座敷舞でも厳かな感じで舞わなくてはなんだろうなあーとは思うのだけれど、腰がひょこひょこ、慌ててドスンで、私の場合は神様というよりも、小鬼の踊りって感じだ。
ああ、道は険しく遠い
今日の着物は関絹織物の泥大島に狐色(鬱金色)の花織の帯、蜜柑色の帯揚げに萌の冠組
大島は着やすくて汚れにくい、裾裁きの音も好き。
張りがあるので袂遣いがうまくできないのがお稽古には難だけれど、ちょっと細身に見えるのも良し。
なのになのに、エレベーターの中で、帯の垂れを跳ね上げたまま電車に乗っていたのに気づいた。
羽織ものを着ていて良かったと思うのはこういう時。
帰りはてくてく京都駅まで歩いた。
途中の東本願寺周辺は動物ウォッチポイント。
いつもは青鷺目当てだけれど、今日は猫さんに出会えた。
はじめはのんびり寝転んでいたけれど、スマホを向けたらこっちむいて
お行儀よくお座りしてくれたよ。
被写体慣れしてるね、
前足の前にクルンとおいた尻尾が可愛い